Visa／Masterゴールドカードでマイル還元率アップ！～ANAカードをもっと有効活用しよう～

ANAカードを使っている方の中には、「マイルがなかなか貯まらない…」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか？たくさんの種類があるANAカードですが、マイルをしっかり貯めたい方にはVisa／Masterゴールドカードをおすすめします。

通常、Visa／Masterゴールドカードの還元率は1.0％ですが、3つの条件をクリアすることで最大1.65％まで引き上げることが可能です。マイル還元率とは、クレジットカードの利用金額に対してもらえるマイルの割合のこと。

この還元率が高いほど、マイルが貯まりやすいカードという訳です。そこでこちらでは、マイルの還元率を上げるためにクリアしたい条件についてご紹介いたします。

数あるANAカードの中からVisa／Masterゴールドカードを選んだら、マイルを貯めるための方法をチェックしておきましょう。Visa／Masterゴールドカードでマイル還元率アップする方法1つ目は、マイ・ペイすリボの登録です。

マイ・ペイすリボとは三井住友カードが提供する支払い方法の一つで、毎月の利用料金をあらかじめ指定した金額のみ支払うリボ払いサービスの名称です。例えば、ボーナスなどで家計に余裕があるときは支払金額を増やし、余裕があまりない場合は減額するなど、毎月のお財布事情に応じて変更できるというメリットがあります。

マイ・ペイすリボに登録して、毎月の請求時にリボ払い手数料を1円以上支払うと、ワールドプレゼントポイント1ポイントとは別に“ボーナスポイント” 1ポイントがもらえます。

① ワールドプレゼントポイント：1ポイント→10マイル

② ワールドプレゼントボーナスポイント：1ポイント→3マイル

①＋② ＝計13マイル

リボ払いの手数料は高いイメージがあるかもしれませんが、マイ・ペイすリボのリボ払いは支払い金額の調整が可能なので、毎月数円～数十円の手数料を支払うだけで獲得マイルを劇的に増やせるのです。やり方はまず最低支払金額を設定しておき、その基準を少し超える残高になるよう毎月、支払金額の変更申請を行います。少々手間はかかりますが、ANAカードのうち、Visa／Masterゴールドカードでマイルを貯めるなら検討をおすすめします。

Visa／Masterゴールドカードでマイル還元率アップする方法2つ目は、ソラチカカードを保有することです。東京メトロとANAカードが提携して発行しているクレジットカードに「ソラチカカード」というものがあります。ANAカードの一つで、「ANA To Me Card PASMO JCB」が正式名称です。

ソラチカカードのメリットは、東京メトロに乗車すると平日5ポイント・土休日15ポイント貯まる他、100メトロポイントを90マイルに交換できるところです。

年会費は2,000円（税抜）かかりますが、ワールドプレゼントのボーナスポイントをより高いレートでマイルに交換できます。その方法というのが、こちらです。

1. ワールドプレゼントのボーナスポイントをGポイントに交換する
2. GポイントをLINEポイントに交換する
3. LINEポイントをメトロポイントに交換する
4. メトロポイントをANAマイルに交換する

このように4回ポイント交換を繰り返すことで、マイル還元率を引き上げることができます。先ほどマイ・ペイすリボの利用で13マイルを獲得できるとお伝えしましたが、この方法だとボーナスポイントの1ポイント＝3マイルの交換が1ポイント＝4.05マイルの交換に変わるため、比較してみるとマイル還元率は1.405％にアップします。

Visa／Masterゴールドカードでマイル還元率アップする方法3つ目は、年間300万円以上の決済です。

一般的なクレジットカードが用意しているポイントプログラムなどと同様の仕組みで、毎年支払いをした金額に応じてワールドプレゼントのボーナスポイントが付与されます。このポイントは付与率が前年の支払い実績で設定される仕組みとなっており、これによりマイルの還元率を増やすことが可能です。

例えば、年間50万円以上100万円未満の決済であれば、最低でも100ポイントを得ることができます。同様に100万円以上300万円未満の支払い実績であれば、50万円達成の段階で150ポイント、その後は10万円ずつ決済金額が増えていくと30ポイントずつ付与される仕組みです。

年間300万円以上の支払いとなると、ボーナスポイントは1,800ポイント入ることになります。この1,800ポイントを上記のルートでANAのマイルに交換すると、7,290マイルになるのです。